自動入札とは、コンピュータがあなたに代わり、自動的にほかの入札者と競って入札してくれるシステムです。何度も入札する手間を省きます。自動入札システムは、KSI官公庁オークションのすべてのせり売形式の入札で採用されています。せり売形式の物件に入札する際は、入札金額には「落札したい上限の金額」(その物件に支払ってもいいと思う金額)を入力してください。
最初の入札は「入札できる最低の金額」で行われます。ほかの入札者から入札があると、あなたが入力していた「入札価額(価格)」に達するまで、コンピュータが自動的に入札単位ずつ金額を上げて再入札してくれます。
■自動入札の例
- 「入札する」欄に「510円から入札できます」と表示されている場合
「入札価額(価格)」欄に「600円」と入力して入札した場合、最初は入札できる最低金額の「510円」で入札されます。ほかの入札者との競り合いになると、上限である600円まで自動的に入札が繰り返されます。
このとき、一度入力した入札価額(価格)を超える金額で他の入札者が入札しても、それより高い入札価額(価格)を再び入力して、入札し直すことができます。その場合も、再び自動入札機能が働きます。
※入力した「入札価額(価格)」はあなたが落札したい上限の金額として設定されるだけで、その価額ですぐに入札されるわけではありません。
※実際には「現在価額(価格)」に「入札単位」を加えた金額で自動入札が行われます。
※設定した「入札価額(価格)」は、入札者以外の方は見ることができません。
※ほかの入札者が、あなたより先にあなたと同額以上の入札価額(価格)を設定していた場合、あなたは最高額入札者となることができません。
■入札単位について
入札単位とは、入札者がいる物件に入札する場合に、その時点での最高入札額である「現在価額(現在価格)」に上乗せする最低金額のことです。
自動入札による入札時、コンピュータは入札単位ずつ価格を上げて入札していきます。
入札単位は現在価額(現在価格)により、以下のように自動で決まります。
※入札により現在価額(現在価格)が上がると、入札単位も自動で変わります。
現在価額(現在価格) | 入札単位 |
1円~1,000円未満 | 10円 |
1,000円~5,000円未満 | 100円 |
5,000円~1万円未満 | 250円 |
1万円~5万円未満 | 500円 |
5万円~ | 1,000円 |